犬と楽しくアウトドア
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 犬連れ登山マナー指導 

 飼い犬の夏季強化指導パトロール実施報告その4

 愛犬と楽しむアウトドアの基本

 
飼い犬の夏季強化指導パトロール実施報告その3

 2012年動物感謝デーにおけるアンケート結果 

 犬と楽しくアウトドアの準備と現状

 ペット(ドッグ)ツーリズムの現状と課題

 お散歩Bagの中身

 お散歩の注意













犬連れ登山マナー指導                       東京都動物愛護推進員 逸見幸江  

私の趣味が登山とトレイルランニング(山岳マラソン)という事もあり、活動場所も東京都の山岳部が多くなります。

最近は、犬連れでも簡単に山登りハイキングが出来る御岳山(929m)、都民の森にある三頭山(1591m)にかなりの犬連れの方が訪れているので犬連れ登山及びハイキングに対する助言を行っております。
御岳山ケーブルカーは愛犬も乗車料金を払えばケージに入れなくても乗車できるので、手軽に訪れる方が多くなり、街中の公園同様の助言が多くなっています。御岳神社はオオカミを祀っています。

また、ちょっと行くだけで本格的な登山になるので、軽装の愛犬連れの方への声掛けをしています。

     
トレイルランニングの大会がある為、主催者関係者の方々と
ペット連れの方々に対する対処法の確認を行いました。

ケーブルカー乗り場、滝本駅にて
ペット連れの方に助言。

武蔵御嶽神社で他の犬とふれあいながらの助言など

都民の森では、御岳山と違い本格的な登山なので愛犬連れの方に登山に対する助言を行っています。登山道の途中では、上記と共に愛犬の体調などの声かけをしています。多くの人は自動車で来ます。


  
        犬用の登山ザックの中身の一例 (8歳,雌の超大型犬)ああああああああ          
 
    

●胴輪と一体になっている     
  ザック

●予備のカラー

●予備のリード

●ウンチ取り袋

●ティッシュ

●繋ぎ止め用のカラビナ

●水飲みの入れ物

●水筒500ml 2個(最低でも
  1リットル以上)

●おやつ


●リードの着用

●ハーネス(胴輪)の着用

●入山前の愛犬のトイレが
  済んでいるか

●愛犬用の水を持っているか

●ウンチ取りは持っているか

●登山道の状況はどうか

などの助言をしています。

  


愛犬との山登りは楽しく有意義なことも多いですが、感染症対策として予防注射、
駆虫剤投与など、 飼い主マナーをしっかり守って安心安全な登山をお願いします



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飼い犬の夏季強化指導パトロール実施報告 その4
都会から美しい奥多摩の多摩川川原に来る人々は、豊かな自然の中に浸り、開放感につつまれバーベキューなどして楽しい川遊びをしています。若者のグループも多いですが家族で来る人には子供から大人として老人もおり、その中には犬好きの人もおりますが、それと同数の犬嫌いの人もおります。犬連れは全体の1割以下と思いますが、その時周囲の人と犬との安全安心のために犬をしっかり管理しましょう。
「動物の愛護及び管理に関する法律」を良く理解し、犬を飼養する飼主さん達とその幸せなワンコ達の中に、「犬のノーリード放し飼い禁止根拠法令」に違反する飼主と、我が物顔で楽しく走りまわる犬がみられますので、動物愛護推進員の立場で調査・指導した結果をご報告します。

○調査・指導期間 平成21〜26年、7〜9月の土曜日・日曜日中心に午前7時〜午後5時
○調査・指導場所 青梅市釜の淵公園とその多摩川河川敷
○指導犬数 約200頭/年間    ○犬種数 32〜40種




<解説>
平成21〜26年、7〜9月の土・日曜日を中心に、朝から夕方まで青梅市内の公園に散歩に来る犬の飼主と多摩川の河川敷に遊びに来た犬の飼主たちに、動物愛護管理法や都条例の説明と指導を行ないました。
動物愛護管理法や都条例において飼主は犬を適切にコントロールでき、ノーリードにして放すことは禁止されています。しかし、夏の河原は解放感と暑さのため犬を川の中に入れる人が多いです。他にも多くの人たちが遊びに来ているので、安全・安心のためにもリードを放すことは犬の大小にかかわらず良くありません。
大型犬の品種数は変動がありました。T・Mプードル、チワワなども変動し、柴犬が増え、Wコーギー、ボーダーコリー等が減りました。ノーリードはラブラドール、ゴールデンR、ボーダーコリー等が25年は増加し良く指導したが、指導員のことなどがメール等で広まり、26年は大型犬の数とノーリードが減った。また、排泄物の処理もしっかりやって欲しいです。また、感染症対策として、しつけと狂犬病予防接種、混合予防接種、駆虫薬の投与もしっかりしてから来て欲しいです。去勢・避妊手術を行った方が問題行動を起こしにくいです。これらは愛犬や人の健康管理と自然環境保護にも必須のことですので、皆さま方の実行を期待しております。
愛護推進員が腕章を付け、パンフレットを持ち、犬の飼い主に声をかけ、犬にも声をかけてからパンフレットを基に動愛法や都条例を説明します。ノーリードは法的にも違反であることと、他人への問題もあるので早急にリードを付けるように指導します。毎年飼い主が変化します。25年は特に大型犬で多かったが、26年は減りました。仲間間での連絡等でこの地はノーリードの人は減ったのかもしれません。
早朝より夕方まで啓発、指導したので正しい犬の飼い方をする飼い主が増えたものと思われます。東京都はじめ全国の動物愛護推進員が、このような活動をすることを期待したいものです。
本会は今後も動物愛護管理法等の普及啓発に努力してゆきます。

調査者の澤田弘は平成26年3月、(公財)日本動物愛護協会の「日本動物大賞」を受賞しました。


左の写真は杉山理事長から授賞される本会元副会長澤田弘氏

平成23年9月には(公社)日本獣医師会の「動物愛護週間関連行事褒賞」を受賞しました。



調査者 :澤田 弘  (訓練士) 本会前副会長/東京都動物愛護推進員
  協力 :須田 沖夫(獣医師)  本会会長  /    〃     
      澤田勇   (訓練士)  本会理事  /    〃     
      小林佳子        本会会員 /    〃     
      荒井直美           〃   /    〃     



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愛犬と楽しむアウトドアの基本

愛犬と一緒に公園はじめ野山や川原、海に遊びに行く人が増加しております。
楽しいことはいっぱいありますので、各地で大いに遊んで欲しいものです。
しかし危険もあるので事前調査はじめ、犬の社会、マナー、感染症予防・対策。
事故、熱中症、それに地域差(気候、感染症など)対応など守らなければならないルールも多く、また他人への気配りも必須です。
今回、緑書房の「Wan」3月号がボーダーコリーを特集し、その中で「ボーダーと楽しむアウトドア入門」について東京都家庭動物愛護協会に協力依頼があり、取材は岡村、須田が対応し、文章監修に槙野も加わりました。
3月号の26〜28ページが協力したものですが、他にもアウトドアの楽しみ方はじめボーダーコリーについて、多くのことが記載されておりますので是非参考になさってください。



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飼い犬の夏季強化指導パトロール実施報告 その3 

  

  

   
 
 
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2012年動物感謝デーにおけるアンケート結果
2012・10・22  社団法人 東京都家庭動物愛護協会
2012年10月6日、公益社団法人日本獣医師会が主催した動物感謝デーにおいて、
社団法人東京都家庭動物愛護協会は協力団体として、各種の動物愛護活動を実施しました。

動物感謝デーは、動物愛護の参加型イベントとして、定着しており、場所も駒沢
運動公園広場で、地の利もよく、毎年動物(ほとんど犬)を連れた多くの参加者で
賑っていました。当日は、少し暑いくらいであったが、心配されていた天気にも恵まれ
28,000人の参加者と犬で一日中賑っていました。

当会は、そのイベントにおいて、「犬のダンス」の提供や、「犬と遊ぼう」、
「獣医師体験」における診療犬の提供や「動物なんでも相談」を行いました。
「動物なんでも相談」コーナーにおいては、犬の躾、トリミング、健康相談を行って
いますが、近年ペットツーリズム(ドッグツーリズム)の動きが活発になってきており
その現状を調査すべく「犬旅で日本を元気に 愛犬と一緒に旅行をしよう」と銘打ち
犬旅の資料の配布と、アンケート調査を実施しました。

動物感謝デーの催しは、都内・近郊愛犬家にとってかなり認知されており、愛犬を
連れての多くの参加者が参集し、当日のイベントを楽しまれました。
アンケートについても、積極的に参加される方が多く、当初予定していたアンケート
用紙は1時間程度で、終了してしまいました。

動物感謝デーの参加者は、積極的に犬と一緒に、イベントに参加しようという方が
ほとんどであり、たまたま通りかかったり、他のイベントに参加するためにきて、
面白そうだから立ち寄った人はあまり多くないといえます。したがって、当会の
アンケートに答えて下さった人は、概ね犬好きで、積極的な方が多いと言えます。

アンケート方式は、9つの設問に答えて頂く方式をとっています。回答者の年代について
は聞いていますが、無記名で行いました。
参加して頂き、ありがとうございました。また、参加者が非常に多く、すぐに
アンケートが終了してしまいました。少なくとも200人位には参加していただける
よう、次回からは準備したいと思っております。
回答は41件で、内1件は猫の飼い主さんでしたので、40件を母数とします。


犬のダンス同好会

本会のテント・動物相談とアンケート

犬旅アンケート
 
第一問は「あなたが旅行に行くとき、愛犬はどうしていますか」を尋ねました。

  件数 割合
愛犬だけでお留守番 6 15%
ペットホテル・動物病院に預ける 8 20%
ペットシッターや友人に預ける 5 13%
ITカメラで見張り・給餌 0 0%
一緒に連れて行く 20 50%
旅行自体をあきらめる 9 23%
複数回答あり

さすがに、愛犬と一緒に行きたい方が多く、半分の方は一緒に行くようです。
ペットホテル等の利用者は、意外と少ないと感じました。
IT器機が発達していますが、アンケート回答者でIT利用者はいませんでした。
4人に1人は、旅行自体をあきらめてしまっているようです。


第二問は「愛犬と旅行をしていますか」を尋ねました。

  件数 割合
全く行ったことがない       10 25%
日帰りならば一緒に行く■■■ 9 23%
一緒に泊まりに行く         23 58%
複数回答あり、日帰りならば一緒のみは7名。

全く行ったことがないグループは4人に1人いました。
このグループでは、その半分は旅行自体をあきらめているようです。
年齢的には40歳代が多く、なかなか時間も取れないのかもしれません。
日帰りならば、一緒に行くグループは、やはり4人に1人弱でした。
駒沢の常連さんは、積極的に愛犬と泊まりにいくことが多く、60%近くです。


第三問は「愛犬との旅行は年に何回ですか」を尋ねました。
第二問で、全く行ったことがないグループは、この質問以降除外されます。(母数は30になります。)

     日帰り旅行のみの方は、7名ですが、一番行く方は年12回、10回の方も
     おりますが、1回のみの方も3名おりました。
     宿泊される方は23名おりました。
     その方たちは、日帰りも積極的にされていて、具体的に回答されたかたで
     平均をとると、年5.1回です。10回行かれる方も、4名いました。
     宿泊は、平均すると年2.3回です。10回する方も1名おりました。


第四問は「宿泊の場合、通常何泊くらいしますか」を尋ねました。

     対象は宿泊するグループのみですが、平均1.6泊でした。
     一泊ぐらいの方が多いようです。


第五問は「旅行の際のメンバー構成」を尋ねました。

     旅行するグループとも、大人はほぼ2人です。
     日帰りグループは、子供も一緒で、愛犬は1人のようです。
     宿泊グループは、子供がほとんど参加せず、愛犬は平均1.5人で
     3人という方もおりました。愛犬が子供代わりなのかもしれません。


第六問は「愛犬を連れての旅行の目的」を尋ねました。

     一緒にいたい(楽しみたい)
     広いところで遊ぶ(運動させる)
     家族の一員(おいていくと心配)だから
     観光、レジャー、息抜き、リフレッシュ等の回答がありました。


第七問は「愛犬を連れての旅行で不満に思うこと」を尋ねました。

     やはり愛犬と一緒に入れるところが限定されることでした。
     また、大型犬が入れないホテルもあるようです。
     他の犬や人のマナーの欠如も問題のようです。


第八問は「愛犬を連れての旅行の行き先」を尋ねました。

     自然の多いところ、涼しいところが良いようです。
     具体的には、伊豆・箱根・熱海・那須・軽井沢等が多いようです。


第九問は「あなたと愛犬の年齢」を尋ねました。

     楽しまれている方は、年齢に関係なく楽しまれているようです。
     愛犬の年齢も、13歳のシニア犬でも関係なく連れて行かれるようです。

文責 常任理事 岡村愼一

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犬と楽しくアウトドアの準備と現状
 
(1)あなたが旅行に行きたいとき、今まで愛犬はどうしていましたか?

最初から旅行はあきらめるか、愛犬1人でお留守番をさせるか、動物病院のホテルや、専門のドッグホテルに預けるしかなかったですよね。
信頼のおけるドッグシッターに任せるとか、愛犬もなついている友人にお願いすることも、選択肢の一つです。
最近では、インターネットを利用した、見守りカメラと、給餌機のセットという手もあります。
でも、たまには、愛犬と一緒に旅に出てみませんか。きっと、新しい喜びと、あなたへの更なる信頼の絆ができると思います。


(2)愛犬との旅行を企画する

愛犬と一緒に、どこに行きますか。そして何をしたいですか。思い切り、楽しい旅行を企画してみましょう。まだ、犬お断りの場所も多々あります。その際、車に愛犬を残していくことは、非常に危険です。できるだけ、いつでも一緒を心がけて企画しましょう。



(3)旅行の準備をする

旅行に行く前に最低限の義務として、狂犬病の予防接種と、登録は済ませておかなければなりません。日本においては、狂犬病の発症が、海外旅行者の例を除いて半世紀以上ありません。しかしながら、予防接種と登録票や注射済票を首輪等につけておくことが法律によって義務化されています。
また、ワクチン接種を受けておきましょう。これには、何種混合といくつか種類があります。施設によっては、何種以上の予防接種の証明書の提示が義務化されていることもあります。動物病院で相談して下さい。上記
2件については、この証明書がないと入場できないこともあります。またノミやダニ等の外部寄生虫、フィラリアや腸管寄生虫の対策をしておきましょう。
愛犬のしつけ、社会ルールを身につけ、シャンプー等をしてきれにしてから行きましょう。
アウトドアで楽しむ場合、色々なリスクがあります。できれば、マイクロチップをしておきましょう。一般的には、外ででも、あなたオンリーで、いつでも一緒でしょうが、興奮したりすれば、コントロールが利かなくなり、当然、どこかに飛び出すことも考えられます。雷シャイ(花火もよくあります)な愛犬が、行方不明になってしまうこともよくあります。なお、マイクロチップをした場合は必ず、
AIPO(動物ID普及推進会議)登録して下さい。
EU諸国では、ペットパスポートがありますが、日本にも愛犬パスポートがあれば良いですね。

保険に入れれば、入っておきましょう。人のような健康保険制度がありませんから、もし、病気やケガ等の事態になれば、予想外の負担になります。現在、10社程度の、動物専用の保険があり、その担保するものも色々あります。動物病院等に相談すれば、その得失を教えてもらえると思います。その際に、個人賠償保険も付保しておけば、ドッグラン等でのまさかのトラブルに対しての保証となります。


(4)旅行計画を立てよう

まず、旅行の目的を検討してみましょう。また、旅行に行く人数も考慮しなければなりません。お
1人で3人(犬)以上の場合は、目が届かないこともあります。お子様にも気を使う場合はなおさらです。つれていけるのは、大人の人数程度が良いでしょう。
まだまだ、愛犬との旅行には、色々と制約があります。見ず知らずのところでの愛犬1人でのお留守番は、原則避けなければなりません。全く知らないところでの1人ぼっちは、愛犬にかなりのストレスを与えます。
まず、どこに行きますか。大雑把に決めたら、情報を収集します。天候のことも、考慮しておきましょう。ドッグランで雨宿りをしていたら、雷にあって、お子様がなくなってしまう事故もありました。楽しいはずの旅行では、あってはならないことです。思い出作りの愛犬にとっても大変不幸なことです。
愛犬を受け入れている観光地では、色々な施設が集積していて、うまく計画を立てれば、人も愛犬の楽しく過ごすことができます。また、専用の観光地図(ドッグマップ)も準備されています。(例えば、那須エリア・伊豆高原エリア・軽井沢エリア・八ヶ岳エリア・白馬エリア等)但し、サービスを停止してしまっている店も当然出てきます。お目当てがダメであることも考慮した計画作りが肝要です。


熱中症対策の水に濡らして着せるベスト
 
 

(5)車での移動

このごろは、鉄道等の公共交通機関に愛犬を乗せていくことは、よく見かけられるようになりました。その際は、その交通機関の規定を遵守して下さい。しかしながら、現状では、やはり車での移動がほとんどではないかと思われます。若干、長い移動になりますから、愛犬が十分ドライブになれていることが重要です。また、車内で興奮して、運転の妨げになるようではいけません。初めてで、ちょっと心配な場合は、獣医師に相談して、酔い止めの薬を処方してもらいましょう。以前にくらべ、仔犬の時より自動車に乗っているので、車酔いの犬は減少しています。
また、ケージを用意していきましょう。自宅でもケージに入れることに慣らしておくと良いです。よく、助手席の窓を開けてもらって、景色を楽しんでいる愛犬を見ますが、危険はできるだけ避けることを心がけて下さい。


(6)サービスエリアで休息する

高速道路での移動での、サービスエリアの休息は、愛犬にとっても楽しみの一つです。
2時間から3時間置きには休憩をとりましょう。
このごろのサービスエリアでは、愛犬用の施設も充実していることが多いようです。
また、愛犬と一緒に食事をとれるスペースもあります。ドッグランや散歩道が整備されているところもあります。長い間、窮屈な思いをしていた愛犬と一緒に、リフレッシュしましょう。ただ、サービスエリアといっても、高速道路の一部です。危険がいっぱいであることはかわりありません。リードは愛犬の命綱であることは、常に心がけて置いて下さい。排泄物の処理等は、他の施設でも同様ですが、最小限のマナーです。マナー違反は厳禁です。他の愛犬にも迷惑がかかります。また、犬が非常に苦手という人もおります。心がけましょう。

海老名SA下りのわんちゃん遊歩道

海老名SA下りのわんちゃん遊歩道内のウンチポスト


海老名SA下りのわんちゃん遊歩道内のおしっこポール


海老名SA下りのわんちゃん遊歩道


伊豆高原道の駅のわんちゃん広場


伊豆高原道の駅のわんちゃん広場の飲み水施設
 

 
(7)愛犬と一緒にテーマパークで遊ぶ

動物が中心のテーマパークでは、一般的に、愛犬も入場料を払えば、一緒に楽しむこともできます。また、そういうところの動物たちは、あなたの愛犬に対して危害を加えないように訓練されています。羊や牛をみて、愛犬に流れているご先祖様の血がうずくかもしれません。
でも、愛犬にとっては、あなたの家族の一員で、自分は人だと思っているでしょうから、あなたが動物を見る感覚と同じかもしれませんね。



サボテン公園で遊ぶ
 
 

(8)アウトレットでお買い物

アウトレットでお買い物に付き合いましょう。ご夫婦と愛犬の組み合わせの場合には、奥様にお買い物を楽しんでいただき、あなたと愛犬は外で待ちましょう。アウトレットは最近、色々なところで開店されています。駐車場も広々です。一般的に、店内には入れませんが、通路は広々としていますし、待つためのベンチもかなりあります。一緒に旅行されている奥様へのプレゼントも大切です。ドッグ系のファッションやグッズを扱っているお店には、愛犬と一緒に入れます。三人(夫婦と愛犬)でお買い物を楽しんで下さい。また、最近では、抱っこでなら店内
OKという店舗もかなり増えてきました。確認のうえ、ご利用ください。



木更津アウトレットの様子
木更津アウトレットのルール
木更津アウトレットのドッグレスト(犬のお休み所)

木更津アウトレットのドッグレストの水場


木更津アウトレットのドッグレストのつなぎどころ

木更津アウトレットのドッグレストのつなぎどころ


愛犬をバッグに入れてお散歩


自転車に乗ってお散歩


だっこしてお出かけ、災害時に便利


だっこしてお散歩
 
 

(9)ドッグランで思い切り走る

各地にドッグラン施設も多く開設されております。無料のところもありますが、一般的に、入場料を払うなり、会員となる場合もあります。貸し切り状態のときはいいのですが、多くは、他の愛犬と一緒です。性格も様々な愛犬がおります。原則、ノーリードですが、相性の悪い愛犬がいれば、事故のもととなります。まずは、リードをつけて遊ばせて見てください。そして大丈夫であれば、思い切り遊んで見ましょう。おもちゃで遊ぶのも楽しいものです。しかしながら、愛犬にとっては、他人のものも自分のもの、ボールに夢中で、絶対放さない等、気をつけなければなりません。思わぬガウガウの原因となります。あなたの愛犬の性質を考慮して、注意しましょう。また、固形物が出たら、処理するのは当然ですが、マーキングであっても、水をかけることをしましょう。
発情期は参加させず、基本的には愛犬は若いうちに去勢・避妊手術を実施しておきましょう。原則、事故に関しては、自己責任ですから、保険等を考慮しておきましょう。


市原SAのドッグラン(上り)
市原SAのドッグラン(上り)の注意書き


市原SAのドッグラン(上り)の様子(大型用と小型用に分かれる)
 
 

 
(10)ドッグカフェで一服する

愛犬と一緒に、カフェで一休みしましょう。ドッグカフェですと、一緒に店内に入れますが、ふつうのカフェで、愛犬と一緒の方は、テラス席でどうぞというところもあります。天候のよいときはそれでも十分ですが、雨風の時もありますから、専用のドッグカフェを楽しんで下さい。ドッグカフェには、普通よくなれた看板犬がいて、歓迎してくれることでしょう。お店の人や、他のお客さんと、愛犬の話に花を咲かせるのも楽しいものです。もちろん、おいしいお茶や食べ物も楽しんで下さい。通常、愛犬用の食事もあります。


伊豆高原のドッグカフェの入り口

伊豆高原のドッグカフェで食事


伊豆高原のドッグカフェ(別の)の看板犬
 
 
 
(11)自然を満喫する

アウトドアを十分に満喫するのもよいでしょう。それが、ペット同伴施設として整備されている場合は、通常の注意でよいのですが、そうでない場合は、自然を壊さないように注意して下さい。山岳部で、生態系を壊すおそれがあり、入山禁止となっている場合もあります。
外部、内部寄生虫や感染症対策を十分にしておき、帰宅後はよく観察しましょう。野生の危険生物や、自然災害に注意を払うのは当然です。


多摩川で知らない犬とお友達に

青梅の公園で、犬友と楽しく会話
 
 

(12)一緒に見て回る

博物館や美術館では、制限つきですが、愛犬と一緒に入れるところがあります。事前に確認しておきましょう。ただ愛犬にとっては、あまり面白くないかもしれません。入館料も結構高いので、愛犬と一緒でないときにするのがよいかもしれません。


(13)寺社仏閣にお参りする

あなたの愛犬とともに、寺社仏閣にお参りして、愛犬の幸せを祈願しましょう。残念ながら、宗教者の中には、犬に対して畜生で不浄なものであり、神域(寺域)を汚すものとして、入域させないところもあります。鳥居にマーキングされたら困るのはしょうがないですが。しかしながら、犬を祭ってある寺社もあります。ぜひ、お参りしてみてください。犬のお守りや、絵馬を用意していて、ご祈祷もできる神社もあります。また、有名なところでは、霊験早太郎を祭ってある寺院や、黒犬神社もあります。ぜひ、ご検討ください。なお、水天宮は戌と関係ありますが、ちょっと違いますのでご注意ください。高尾山や御岳山のケーブルカーは愛犬の乗車が可能です。



霊犬早太郎、駒ヶ根光前寺に飼われていた霊犬
悪いサルを退治する
霊犬神社、早太郎がサルを退治した場所にある 静岡県磐田市


黒犬神社、静岡県藤枝市

黒犬神社、静岡県藤枝市


黒犬神社、静岡県藤枝市


わんちゃんもまつる神社(伊豆高原)の参道


わんちゃんもまつる神社(伊豆高原)の絵馬
 
 

(14)一緒に想い出作りをする

このごろは、体験型施設が増えてきています。例えば、陶芸体験で、愛犬の手形の入った陶器を作ったり、愛犬のイラストを描いた食器や
Tシャツを作るということもあります。世界に一つだけの想い出グッズを作って下さい。


伊豆高原で体験(Tシャツ作り)

愛犬の写真をバッグにプリント
 
 

(15)ドッグホテルにチェックイン

さあ、ホテルにチェックインです。このごろは、愛犬と一緒の部屋でくつろげる施設が増えてきました。施設によって、利用規程が定められていると思います。予約時によく確認しておくことが大切です。また、一般に、ホテルの看板犬がいたり、お客の愛犬と一緒になると思います。愛犬もあなたもぜひ楽しんでみてください。


ドッグホテルのフロント

ドッグホテルの足洗い場


ドッグホテルで看板犬がお出迎え


ドッグホテルのプール等の入り口


ドッグホテルで朝ごはん

 
 

(16)ホテルでの夕食

夕食も愛犬と一緒に取れます。人が食べているときに静にしていられますか。一般に、他の宿泊者と同じ食堂でとることが多いと思います。まあ、そこではみんな愛犬命な人でしょうから、愛犬たちの話題でいっぱいになると思います。ぜひ、楽しい想い出を作ってください。

愛犬用のお食事メニュー
 
 

(17)温泉でくつろぐ

人専用の場合は、だめですが、犬用の温泉施設のあるところも増えてきました。貸し切りで、愛犬と一緒に楽しめるところもあります。節度を持って、極楽・極楽、たっぷり楽しんで下さい。


貸し切りドッグランのプールで水遊び
 
 
(18)帰路にて

愛犬もすっかり、楽しんだことだと思います。帰路では、とかく気が緩みがちとなります。家に着くまで、十分気をつけてお帰りください。


(19)考えたくないこと

愛犬との旅行でも、もしものことも考えておきましょう。地震国に住んでいる以上、どこで地震にあうかもしれません。あなたの、頭の隅っこにでも、もしものことを考えておきましょう。火山噴火は、ある程度事前にわかります。常に情報に気をつけましょう。海岸で遊ぶときは、その地形に注意が必要です。突然の豪雨や雷には、早めの避難が重要です。
飲水、食料、常備薬、タオル、ティシューなども持ち歩きましょう。
また、雷に驚いて、突然飛び出す等の行動にも、注意しておいて下さい。マイクロチップの装着をしておくことも、必要でしょう。


 あなたも愛犬も、安心・安全で楽しい生活を送りましょう。

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ペット(ドッグ)ツーリズムの現状と課題
 
1. 少子高齢化社会の日本と犬

 2011年3月11日の東日本大震災と、福島原発の事故により、国内の観光環境は大きく変化した。さらには、南海トラフ大地震や富士山の噴火のリスクも取りざたされている。また、竹島や尖閣問題は、近隣アジア諸国からの観光に大きな影響を与え、日本を取り巻く国際情勢を大きく変えることになった。
 また、高齢化はさらに進み、日本人の30%が60歳以上となっている。少子化も同時に進行しており、今後、年金や医療・介護に国家予算の非常に多くの部分が必要になってしまうのではないかと危惧されている。
 将来の不安や、病気や医療のために、必要以上に蓄えなければならないならば、資金は滞留し、経済は沈滞してしまう。地方都市にいくと、商店街のかなりの店舗がシャッターを下ろしたままという状況が現在かなり見受けられる。
 しかしながら、高齢者といっても、50年前の60歳とは大きく状況が異なる。80歳までは十分に現役で働ける人もいる。高齢者でも、介護されるのではなく、社会を支える立場でいることができる人もいる。また、子供は確かに少なくなっているが、人には相棒となる生き物がいる。犬は、ある人にとっては子供以上の地位を占めている。ほんの少し前は、外に繋がれて、残りのご飯を与えられていた犬は、現在は飼主と一緒に生活し、飼い主の心の支えとなっている。


2. 犬と一緒の効果

 犬のいる生活では、以下のような効果があるといわれている。

・血圧や脈拍が安定し、笑顔が増える
・認知症の予防や、病気の治癒的効果を上げることができる
・疎外感がなくなり、生活にメリハリがつきリズムが生まれる
・やる気や安心感が得られる
・子供の情操教育につながり、正しい生命観、人生観を育む
・他人の痛みがわかり忍耐力がつく
・穏やかな気持ちにさせる
・家族の話題が増え、コミュニケーションが出来る
・夫婦のコミュニケーションが深まり、夫婦喧嘩が少なくなる
・散歩の機会が増え、夫婦の健康増進に寄与する
・夫婦喧嘩をした場合、仲裁してくれる
・犬の散歩を通じて、近隣とのコミュニケーションが深まる
・犬種等の集まりなど、横断的サークルの構築ができる
・犬と一緒の旅行が増え、経済活動が活性化する
・一緒の買い物機会が増える

犬と一緒の生活により、より心豊かな生活を送ることが可能となる。また、病気も減少し、介護されることも減少し、近隣とも、
適切なコミュニケーションを保ちながら生活できる。有縁で経済的にも活性化された社会を生み出すことができる。


3.ドッグツーリズムの現状

 人生における楽しみの一つとしての旅行は、江戸時代のお伊勢参りや大山参りとして古くから行われてきた。日常とは違った環境で、新しいものを見聞し、色々な体験を行い、おいしいものを食べ、お土産を買うことは、人生に活力を生み出すことができる。
また、神社・仏閣に行き、いにしえを偲び、パワースポットを訪れることによりみなぎる生命力を頂くことは、若い人に受け入れられている。
 そしてまた、家族という単位で、その経験を共有することは、家族の絆をより深めることになる。家族での楽しい想い出は、プライスレスな価値を持つものである。
 しかしながら、子供が成長し、価値観が違ってくると、家族での旅行の機会は減少してしまう。親と一緒になんか行きたくない、友達と遊んでいるほうがいいということになってしまう。でも、あなたの愛犬は、あなたとならばいつでも一緒がいいと思っている。
 犬は本来、家族という群れをつくっている生き物であり、必要とならばかなり遠方にも狩に行っていた。だから、あなたと一緒の所がテリトリー。見ず知らずのところでは、さらにあなたとの絆は強くなる。
 これからは、思い切ってどこでも愛犬を連れて行って、人生を楽しもう。犬の目線で見てみれば、新しい発見が必ずある。でも、「犬お断り」がいたるところにあることも事実。犬に対する不当な差別だ、と叫ぶのをやめよう。犬と一緒に楽しく旅行するために、人も犬も受入側もプロも、ドッグツーリズムを考えよう。

4.受入られているエリア

 観光地の多くはまだ、犬と一緒に旅行との考えは少ない。したがって、犬に理解のあるオーナーがペンションを提供していたり、動物をテーマとしたパークで、犬歓迎をうたっているにすぎない。
補助犬法で認められている、盲導犬・聴導犬・介助犬すら、拒絶されてしまう施設もまだかなりあるとのことである。まあ、極端に犬嫌いの人や、犬アレルギーのある人のことを考えると、一方的に犬の権利を主張することもできないが。
 犬と一緒の宿泊施設については現在、取り組みがかなり進んできている。10年くらい前に、泉郷が八ヶ岳にわんわんパラダイスを始めて以来、リゾートホテルチェーンでかなり取り組まれている。現在では、泉郷以外にも、サンダンスリゾートやリロバケーションズ、最大手のリゾートトラストや東急グループ、さらにはプリンス系列や、シティホテルを運営するグループに広がっている。また、ドッグ宿協会が、独自の活動を行っている。
 現在、ペットと一緒に楽しめるエリア(首都圏を中心に考えています)として、宿泊や観光、さらにはドッグランやドッグカフェで楽しめるお勧めエリアとしては
1)八ヶ岳・ビーナスライン ペットネット
  白樺高原・姫木平・白樺湖・霧ケ峰
  蓼科高原・原町/八ヶ岳中央高原
  野辺山・北杜市・清里・大泉・小淵沢・富士見高原(清里ワンネット)
2)伊豆高原 わんだふるネット
  伊豆高原 わんこマップ
3)白馬ハートプレートの小径
  メリアル・ジャパンが展開
4)那須高原わんちゃんとお出かけマップ
  ワンコネット那須
5)猪苗代
  猪苗代観光協会
6)軽井沢
7)あきたペットfan

  ペットと一緒に秋田に行こう
  ペットもウエルカム推進事業(平成24年秋田県産業労働部観光課 雇用創出事業)
8)ひたちなか市観光振興課
  ドッグプールとひたち海浜公園
 等がある。ただ、これらのかなりのものは、観光事業者の自発的な活動や情報提供なので、そのグループ外の事業者の情報がないことがある。また、犬を受け入れていない施設に代わってしまっていたということも時に起こっている。

5.犬と一緒に旅行するための問題点

1)犬の問題
 犬は、家族という群れの中で行動しているが、旅行においては普段のテリトリーと違う環境に置かれる。不安感は大きいものだろうと思われる。多くの見知らぬ人や犬、他の知らない生き物に遭遇する。取り乱してしまわないよう、社会化されていることが必須である。
 また、群れのリーダーが不在の場合、犬がリーダーにならざるを得なくなる。いつでも、愛犬が「ガウガウ」では、楽しい旅行にはならない。基本的な躾と社会化やしつけがされていることが絶対の条件となる。
 登録と毎年の狂犬病予防接種は、狂犬病予防法に定められた義務である。また、他の犬との接触も密になるので、必要なワクチン接種、駆虫剤の投与、去勢・不妊手術などはしておきたい。自分の愛犬が、病気にならないためにも必須である。
 さらには、女の子の場合、ヒート時の場合もあるので、子供が欲しい場合を除いては、1才までに避妊しておくほうが良いであろう。
 また、乗り物酔い対策や、野外でのノミ・ダニ対策、万が一の失踪の場合、マイクロチップ挿入もお勧めしたい。健康保険に入っておくのも、旅先での病気のことを考えると、いいであろう。
 移動も、車でのことが多いと思われる。助手席の窓を開けてもらって、「どうだ、いいだろう、楽しい旅行だ」と言いたげな愛犬を見ることもある。ただ、万が一の飛び出しなどを考えると、安全第一が大切であろう。車内に安定したケージに入れておく。また、犬のシートベルトもある。ベビーシートのようなものは義務付けられていないが、今後は必要であろう。

2)飼主の問題
 飼主は、犬という生き物に対する、一応の知識を持っている必要がある。まさかのときのとっさの対応に大きな差がでてくる。また、あなた自身の愛犬についても、十分な知識が必要となる。愛犬を理解していれば、より一層の信頼の絆が生まれる。
 また、旅行先についての情報も十分準備していくべきであろう。それによって、より楽しく、充実した、愛犬との旅行を楽しむことが可能となる。
 いわゆる、マナーについては、ここでは触れないが、もしもマナー違反をするような人は、旅行以前の問題となる。愛犬税や、犬お断りは、無責任な飼主から生まれてきた問題である。

3) 受け入れ側の問題
 色々な方面で、受け入れ側の体制は充実しつつある。高速道路において、新しいSAではドッグラン等は当たり前になっている。しかしながら、まだフードコートには入れないし、屋外でしか食べられないところが多い。雨や風の強い日には少し問題(あえて行く人も少ないとは思うが、かなり前からホテルを予約している場合には)となる。
 また、犬との旅行については取り組みの差が大きく、既に十分な体制があるところでは、サイトシーイングや、食事、自然の中で遊ぶ以外に、陶芸体験で愛犬の手形をとることや、Tシャツに愛犬の絵を描くなどの色々な楽しみがあるのに、一方、だめなところは、まともな食事がありつけないところもある。したがって、どうしても、十分な体制の整っているほうに流れてしまうのは仕方がないところとなる。
 一番困ることは、今までウエルカムであったところが、急にダメになってしまうことで、これには色々な事情もあると思われるが、リピーターが多い犬旅にとって大変こまる。
 また、受入条件を徹底して告知しておくことも必要となる。ワクチン注射をしていなければ入れないことを知らないで、断られることは、犬にとっても、飼主にとっても、施設側においても好ましいことではない。IT時代であり、インターネットを使えば、リアルタイムで情報が提供できる。より、こまめな情報発信をして、積極的な、受入態勢強化を望み、犬旅がより楽しいものになるように、念ずるものである。

4)専門家の問題
 犬における専門家、特に獣医師が重要となる。一般の飼い主にとって、かかりつけの動物病院の指導は、大きな影響力を持つ。獣医師が、犬旅についての理解がない場合、飼主も犬をつれて旅行をしたいというニーズもしぼんでしまう。また、感染症のリスクもある。適切な、予防と啓発が、犬旅を勧める力となる。
 犬の訓練士も、犬の躾という問題において、重要である。また、生体販売業者も、社会化された犬の提供ということで、関与してくる。おしゃれをして旅行したいというニーズにおいては、トリマーが関与する。
 これらの、専門家が適切にアドバイスをすれば、人と犬の新しい生活が生まれてくるであろう。

6.ペットツーリズム活性化への提言

1)人材の育成

 前節での専門家のところで触れたが、これらのペットのプロたちが、新しいビジネスチャンスとして、ペットツーリズムについて学んでもらうことが必要であろう。獣医師を養成する課程において、選択科目としてペットツーリズム論を導入する。
 また、動物関連の専門学校や、大学において是非カリキュラムに入れて欲しいものである。
 今までは、関係がないと見られていた、大学の観光学部(学科)や専門学校でも、積極的に取り上げてもらいたい。現在、東洋大学において、日本で初めての「ペットツーリズム論」講座が開設されたとのことである。

2)情報提供の強化
 愛犬と旅行をする人に対しては、現在
・「ペットと泊まる宿」 ブルーガイド
・「愛犬・ペットと泊まれる宿」 成美堂出版
・「ワンちゃんと泊まれるホテル、旅館ガイド」 愛犬の友
・「ペットとおでかけ」 るるぶ JTBパブリシング
・「わんことプチ旅行」 芸文社
・「愛犬と行くリゾート」 扶桑社
・「ペットと一緒」 マップル 昭文社
 等の出版物(毎年発刊されるものもあるが、現在廃刊になっているものもある)がある。
また、インターネットでかなりの情報が発信されている。ただ、当会のアンケートで、犬と一緒に泊まれる施設があることを知らなかった愛犬家もいる。観光庁等も含めた、より積極的な、情報発信(飼主、受入先、一般社会)が必要である。

3)愛犬パスポート
 愛犬と一緒に、楽しく、気持ちよく旅行をするためには、愛犬の社会化や躾の向上、飼主の知識やモラルの向上、受入側(観光地・施設)の体制強化、プロの意識向上が必要となる。それによって、社会の認知も高まり、犬と人とのより新しい世界が生まれてくる。
 それらを、担保するためには、EUのペットパスポートのようなシステムが必要になる。
EUのペットパスポートとは、2004年よりEU加盟国で導入された Pet Passport Initiative ペットパスポートで、一定の条件を満たしていることを証明できる動物については、短時間の書類チェックのみで、入国(検疫)通過できる。
(感染症等予防の観点から)
マイクロチップの装着(個体認証ID、ワクチン接種の履歴等の記録)
ワクチン接種、血液検査
認定獣医師からの健康診断証明書
国によっては、ノミやサナダムシなどの寄生虫予防
(動物の福祉の観点から)
旅行前・旅行後の健康状態のチェックの義務(長時間の移動に適した健康状態にあるか)
十分な水・食料等の供給があるか
動物の体に適した空間
空気の換気
清潔が保たれているか  等がチェックされる。
様式はパスポートサイズで28ページからなっている。

 当社団法人家庭動物愛護協会は、「犬と一緒に楽しく」をテーマに、犬旅を推進すべく、東京都獣医師会等の協力を得て、「家庭犬パスポート」制度の導入を推進している。
2012・10・22
文責 社団法人 東京都家庭動物愛護協会 常任理事 岡村愼一
 

飼い主の皆さんへ」、「犬のしつけ」も見てください


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                                                        岡本 尚子 (トリマー)

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お散歩の注意

暑い日中の散歩はやめ、早朝または夕暮れ以後にして、道路の熱さは自分の手で確認してください。
熱いと足のうらパッドが傷つくことがあります。
郊外や野山の場合、日中でも歩くことがありますが、涼しくするベストや服を着せる方法もあります。
自分が持っている水をこまめに与えましょう。また、公園の水道水を飲ませるのもいいことです。
体重の5%が普段の一日の水分の必要量ですが、暑い時はその2倍は必要になります。

脱水症状は鼻の頭が乾く、肩甲骨部の皮膚をつまんで離した時にゆっくり戻る、口の粘膜を指で押さえた時、
すぐに血色が戻らない、尿の色が濃くなる、呼吸が早く開口呼吸をするなどが見られます。異常があれば
早期に診療を受けましょう。

暑い時、自動車にイヌのみで置いておくことはやめましょう。熱中症で30分〜60分で亡くなることがあります。

しつけが出来ているからと犬のリードを外す人もいますが、絶対にやめてください。事故のもとになります。
時に川原で犬に水遊びをさせる人を見かけることもありますが、リードはしっかり持っていてください。
そもそも、ノーリードは法的に禁止されています。

また、散歩中に限ったことではありませんが、首輪に畜犬登録票や狂犬病注射済票を確実につけてください。
災害など非常時にはマイクロチップが有効です。

犬と仲良く、安全に、安心して、楽しくお散歩しましょう。
              
                                                       (O.S.)

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