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犬に甘えない飼い主に

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犬猫とのふれあいで受ける影響

飼育する前に考えること 

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もっと飼いたい?

動物愛護法改正

Zoonosisとは
  ―現状とペットの咬・掻傷、感染症の予防―


最近のZoonosisの症例から
  ―Q熱、慢性疲労、うつ病、登校拒否など―


咬傷や引っ掻き傷等の防止法とは

Capnocytophaga緊急講習会

家庭犬・家庭猫の飼主の方々へ!


飼い主のいない猫はどうするの?



犬に甘えない飼い主に

 人が、何かをもっとより深く知りたいと思い、取り付かれたように心の内から卒に直な感情があふれ出す時、それが魅力への探求の始まりではないでしょうか。かつて中国の絹の素晴らしさに魅せられた西洋の人々は、それを手に入れるために数多くの危険や困難を顧みず、シルクロードと呼ばれるこの困難な道を行き来しました。

 愛犬家の多くの人々も同様な新鮮な発見と感動を感じています。明るく無邪気で愛くるしい子犬の世界に魅せられて、心の中に一本のシルクロードが生まれ、子犬との接点を求めて内なるシルクロードを歩み始めるのです 。そして、飼い主として探求が始まり、潤いのある情緒豊かで楽しい犬との家庭生活を夢見るシルクロードのはずが、いつの間にか苦悩の道へと大きく変貌し、引き返すこともできずに、犬を飼ったことを後悔する人も現実には多いのです。

 私は、多くの悩める飼い主の方々からさまざまな相談を受けますが、大半の相談は決まっています。「うちの犬は甘やかして飼ってしまった結果わがままな犬になってしまった」と言われるのです。しかし、私はそうではないと考えます。犬を甘やかしたのではなく、自分が犬に甘えた生活を楽しまれたことが最大の原因なのです。それでは、厳しくすればいいのか、と言う方もいますが、厳しくする必要もないのです。とにかく犬に甘えた対応さえしないよう心掛ければ、それだけで犬の態度が変わるのです。

 例えば、犬が可愛いと思う気持ちから、つい犬に、「どうしたの?何々ちゃん」、「お水飲みたいの?それともお腹すいたの?」、「それともお外かな?じゃあ、お散歩に行こうかetc.などと、このように犬に沢山話しかけて扱うことが、犬に甘えた対応となってしまうのです。犬にしてみれば、下位のものが上位の者へ媚を売る「媚び行動」としか感じないのです。これでは飼い主が従属者で犬がリーダーであることを教えていることになるのです。

 昔から言われている「犬は三日の恩を三年忘れず」ということわざがありますが、これは、犬が人に忠実であるとか、恩義を感じやすく義理堅い、という意味ではなく、犬は記憶力が良いという意味なのです。ですから、犬に甘えた対応で三日飼おうが三年飼おうが、犬は飼い主に対して恩義など一切感じないのです。恩義を感じるどころか、「下位の者が上位の者に尽くすのは当たり前」と思っているのです。

 よく聞く話として「うちの犬は主人の言うことは聞くけれど私の言うことはぜんぜん聞かないんです」があります。このようなご家庭では、犬に対する接触時間の少ないご主人をリーダーと認めているのです。その逆に接触時間の長い奥様は、散歩に行ったり餌を与えたり手入れをしたり、一生懸命犬の面倒をみて尽くすのですが、その尽くし方が従属的なので恩義など感じず、当たり前と思い、奥様の命令など馬耳東風と聞き流し、我関せずと知らぬ顔で言うことを聞かないのです。もし、あなたの犬に何らかの問題があったとして、それが許容範囲を超えるような状態だとしたら、必ずどこかで犬に甘えた対応をしてしまっているのです。そのことを充分に思い起こして自覚して改善すれば必ず良い関係に戻るはずです。

 よく飼い主の皆さんが、たまたま良くない犬を飼ってしまったとか、悪い犬になってしまったので何とかその犬を良くしようと、犬のことばかり考えているのですが、その前にご自身の対応がリーダー的であるか、従属者的になっていないかよく考えて注意していただきたいのです。犬に特別なしつけや高度な訓練を施さなくても、飼い主さんが犬に甘えずにリーダー的対応に心掛けるだけでも、犬は飼い主さんに従い従属的になるのです。犬を飼い始めた時からいろいろな場面場面できちんとリーダー的対応を取り、決して犬に甘えた対応にならぬよう心掛け、犬との良い関係を築くことが、人と犬との共生を考える大切な一歩なのです。
藤井 聡 (本会理事) 日本訓練士養成学校教頭



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犬を購入する皆様へ










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家庭動物(犬猫)との「ふれあい」で受ける影響

   あなたと犬猫が安心、安全で良い関係であれば、心身等に良い影響をたくさん得られます。

  生理的影響
   あなたが犬猫のやわらかさ、温かさ、ぬくもりなどを感じると心拍数が安定し血圧も下がり、リラックスできます。
   コレステロールや中性脂肪の減少も見られます。
   動物を静かにみることでも同様のことが起こります。そのことで病気に対する気持ちが好転し、回復力が増します。
   心筋梗塞患者の1年後の生存率は犬猫飼育者のほうが有意に高いとの報告もあります。
   散歩や飼育のため帰宅時間が早くなります。また、飲酒が減ったとの話もあります。
   動物飼育において世話の責任感から体や気を使うので、自分の病院に行く回数が減少します。

 心理的影響
   動物との生活に張りと責任感がおこり、元気や活動性が増加します。
   子供も生きものは毎日世話しなくてはいけないことが解り、世話が習慣となり、動物について学ぶので教育的効果も
   あります。
   動物を介して他人(外界)との接触がおこり、他を受け入れる気持ちが出ます。
   また、自分の悩みなどを犬猫に話すことで、安心し、心がなごみ満足できることもあります。

 社会的影響
   家族や散歩中での会話が増加し、人間関係の改善がみられます。
   補助犬等においては身体内自立をうながす。その結果、経済効果もみられます。
   動物とふれあうことで人々は多くの恩恵を受けるので、家庭内が明るく温かくなり良い環境をつくります。

   以上のように、家庭動物を飼育することは家庭内にいろいろな良い影響が得られますので、犬猫の飼育を考えてみては
   どうでしょうか。
   一度獣医師等にご相談ください。                                        (O.S.)


         
 



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家庭動物(犬猫)を飼育する前に考えること

 1 飼育目的
    なぜ家庭動物を飼育するのか。家族で目的を話し合って考えを一致させることが大切です。
  
  @ 伴侶動物、コンパニオン・アニマル、ペット、愛玩動物
     子供のため、恋人や子供のように、心の支え、身体運動のため

  A 使役動物
     番犬、猟犬など

  B 補助犬
     盲導犬、聴導犬、介助犬

 2 時間
    動物は食べて、排泄し、遊ぶ生き物で毎日の世話が必要です。
    世話する時間が1年間365日持てますか。
    家族や近所の人など協力体制を組めますか。

 3 空間
    動物本来の活動が出来る空間の確保。 
    住宅環境を考えて、室内、室外どちらかに適した動物を。
    大きさ、品種、性格等によって違う。
    毛や臭気などの対策も。

 4 経済
    1 食事‥‥‥‥品種、大きさ、年齢、疾患によって違う。
    2 獣医療‥‥‥予防、治療、保険など。
    3 衛生‥‥‥‥糞便、尿、被毛等の始末と労力。
    4 美容‥‥‥‥シャンプー、トリミング、衣服など。
    5 交際、旅行‥人それぞれで違う。

 5 家族
    人数、年齢などで変化。
    単身者、夫婦、子供、孫、祖父母など数年から十数年後の家族構成を予測して選択。

    犬猫の平均寿命は13〜15歳にのびている。
    中高齢者や女性は5〜8kg体重の小型犬や猫を。
    子供や孫たちなど同居や近所の協力が不可欠です。

 6 好み
    大小、毛質、毛色、性格。
    流行に左右されず、自分の好み、家族の好みと目的に適した品種選びを。

 7 知識
    生態、生理、病気、しつけなど犬猫そのものの知識。
    家庭動物情報は今いっぱいありますが、経験の少ない個人的体験談も多く見られます。
    正しい情報を基に人と動物との絆を強め、楽しく、安心、安全に生活できるようにしましょう。
    (O.S.) 



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家庭動物(犬猫)購入時の注意点

 1 人々の考え方
    目的、年齢、経済力、好みなど様々な条件のもとで犬猫を購入するので、自分に適した動物をペットショップや
    ブリーダーより慎重に選択してください。
    犬猫の平均死亡年令は長くなり、現在は13〜15歳です。自分の年齢と合わせて考えてみましょう。
    東京都の動物愛護相談センターでは民間ボランティアの協力も得て、成犬譲渡もしております。
    また、猫の場合は捨て猫を飼う場合もあります。

 2 社会化
    犬猫は生後2ヶ月齢(9週間前後)まで母親や同腹子と一緒にもまれて育つことが本来の犬猫の生態を得るために
    必須です。
    人はどんなにしても犬猫に社会化を教えることはできません。
    また、その間タイプの違う5人以上に触ってもらうことも、人と犬猫との信頼関係をつくる基礎になります。
    幼若な動物を一匹で飼うことは社会化がされず、問題行動を起こす原因の一つになります。ペットショップ等でも
    複数飼育が必要です。

 3 性格
    同腹の同遺伝子を持つ兄弟でも体質、性格などは違います。
    ・温和(社会性があり、触っても、だっこしても嫌わず落ち着いているので家庭向きです。) 
    ・気が強い(支配性があり、リーダーになりやすく一般的でない。)
    ・気が弱い(従属的で体質も弱い場合がありますが、かわいいとして好む人もあります。)

 4 健康
    栄養状態が適切であれば肋骨等が見えない。
    毛に光沢があり落毛が少ない。
    血色が赤く、きれい。
    鼻は冷たく湿っている。
    目、鼻、口、耳、肛門、皮膚など汚れや臭気がない。
    歩行や動きはしっかりしている。
    人の声や動作にすばやく反応する。
    外部寄生虫や腸管寄生虫の検査や駆虫をしている。
    混合ワクチンは1回目の接種を済ませている。
    信頼できるブリーダーのもとで飼育され、生年月日が
    明記されている。

 5 販売側
    清潔で快適温度、湿度と空間を確保している。
    複数飼育している。
    生年月日やブリーダー名の明記。
    店員は動物種、性格、生態、駆虫、ワクチン歴を説明し、質問に適切に答える。


 6 都の動物愛護相談センターでも定期的に犬猫の譲渡を行っており、飼い方講習会も開催しています。
    家庭動物(犬猫)とは一般的には10年以上仲良くつき合うので、よく考えてから購入してください。
    人気のエコカーの購入には6ヶ月も待つことがあります。結婚と同様犬猫の購入は衝動買いをやめましょう。
    あなたも、動物も不幸にならないために、購入前に獣医師、訓練士や動物取扱業者等にご相談することも
    良いと思います。

 
             動物の飼育を考えた段階で、熟練した動物病院の獣医師、
                    訓練士や動物取扱関係者に相談してみてはいかがでしょうか。    
(O.S.)
  



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もっと飼いたい?
 
 



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動物愛護法改正案
 
 



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Zoonosisとは ―現状とペットの咬・掻傷、感染症の予防―
             
日本大学医学部病態病理学系 荒島 康友

ZoonosisはWHOの定義では、人と脊椎動物の間で自然に移行する疾病及び感染症である。One World、One Healthの概念の1つと云われている。 「感染症を予防するために必要なことは、感染症に関する正しい知識を持ち、感染症予防に適した環境を作り実行すること」で、知るワクチン≠ニ近年云われている。

Zoonosis人獣共通感染症の感染に係る因子は

―ヒト側の要因として、

 @ 老化、糖尿病、その他の病気に伴う身体の抵抗力の低下
 A 高齢化社会、核家族化、高齢者の一人暮し
 B ヒトとペットの絆(精神衛生面)
 C 飼育目的の変化(室内での家族化)

―動物側の要因として、
 @ペットブームによる飼育動物数の増加
 A野生動物の飼育志向、エキゾチックの密輸入、未知的動物の増加
 Bペットの小型化、室内飼育、接触機会の増加

―環境側の要因として

 @生活環境の変化、ビル化、個室化、室内飼育化、小型化で抱上げ、口づけなど密接に進む
 A食品の多様化、いかもの食い、グルメ志向、家畜の効率的飼育で耐性菌の増加
 B交通機関の発達、疾患伝播の増加、潜伏期間内に帰国など

これらの因子が単独ではなく複数に絡まって感染症が起こる。

イヌによる咬傷事故は、イヌの本能や習性をよく理解せずに接したため突発的に起こることが多い。
飼い犬や他人の犬が半々である。
主な咬傷部位は、手50%、大腿・下腿部と顔部と頸部16%、上腕・前腕等12%である。

ネコによる咬傷部位は、手63%、上腕・前腕23%等である。
咬傷時の感染症の臨床的判断基準は、発熱、疼痛、リンパ管炎等である。
犬猫による代表的な感染症は、狂犬病であり世界中で発生している。発生のない国は僅か十か国位である。

日本での感覚で海外に行き、犬などに接して咬まれ、狂犬病で亡くなる人が稀にいるので十分に気を付ける。発症するとほぼ100%亡くなる。又、日本では犬の狂犬病ワクチン接種は法律で義務化されており、未接種犬は罰金刑になるので、是非飼い犬には毎年接種をするように願いたい。

パスツレラ症 イヌの咬傷が主でペットの口腔内中にパスツレラ菌が高率(犬75%、猫ほぼ100%)に存在する。
糖尿病、肝障害(アルコール)、呼吸器疾患、高齢者は発病の可能性が高い。病状は軽い風邪様症状から重症肺炎までみられ、有効な抗生剤投与で回復する。

猫ひっかき病
ネコ、イヌそしてノミから感染する細菌性感染症である。数日から2週間程の潜伏期間後、受傷部位の丘疹や膿疱、発熱、疼痛さらにリンパ節の腫脹を認める。リンパ節腫脹1〜3週間後、突然の痙攣発作や意識障害で脳炎を併発する場合も時にみられる。適切な抗生剤投与で回復するので早期に医師の診察を受ける一方、爪切りやノミ対策も十分にしておく。

カプノサイトファーガ感染症
話題の病気でイヌ・ネコによる咬傷後、診断・治療が遅れると亡くなる人もまれにみられる。
イヌ・ネコの口腔内の常在菌であるので、いつ感染するか解らないので脾摘、アルコール肝障害、糖尿病、ガンなどの人は特に注意が必要である。
咬傷後2〜7日の潜伏期間後に発症し発熱、敗血症、腎不全、髄膜炎、DICなど起こし死亡することもある。適切な抗生剤の早期投与が必要である。
現在医師、獣医師の認知度が低い。発病は稀であるが死亡率は高い。経過が急のため「昨日元気で今日ショック」と云われ健常者でも発症する。
診断に時間がかかるので咬傷の有無を医師に連絡すること。又、咬傷時に傷の洗浄と予防的に適正な抗生剤投与が有効と考えられる。

Zoonosisは獣医師から飼主への感染予防の啓発指導と医師の適正な診療が大切である。

 



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最近のZoonosisの症例から
  ―Q熱、慢性疲労、うつ病、登校拒否など―
 
日本大学医学部内科学系統合和漢医薬学分野 矢久保 修嗣

Q熱は1935年にオーストラリアの食肉処理場の従業員が発熱したが、原因の病原体が不明のため不明熱(Query fever)頭文字のQからQ熱と呼ばれた。病原菌は1937年に発見された多形性のある小ツメ菌状で、偏性細胞内寄生細菌のため人工培地では増殖できない。
人のQ熱は不顕性感染が50%である。潜伏期は自然感染では2〜4週間で菌量が多いと発病が早い。40%はインフルエンザ様症状で悪寒、戦慓を伴う急激な発熱(39.4〜40.6℃)、食欲不振、全身倦怠感、頭痛、眼球後部痛、筋肉痛、咳嗽で2週間位で自然治癒する。残り10%が肺炎、肝炎、髄膜炎症状などを起こす。

慢性Q熱は6か月以上感染している。急性型の2〜10%は慢性型に移行すると考えられている。
症状は心内膜炎、慢性肝炎、骨髄炎などで、心臓弁膜症、臓器移植、癌などの人は発症のリスクが高い。急性Q熱回復後に持続する発熱、全身倦怠感を起こす人は慢性疲労症候群に類似する。
症状は耐え難い疲労感、触診での筋肉圧痛、嘔気、関節痛、持続的な頭痛、アルコール不耐性、寝汗、睡眠障害、筋肉痛、理性を失った怒り、筋線種の間欠性攣縮、集中力・精神力の欠如などいろいろある。

動物のQ熱感染症は、感染経路は動物やダニが保菌しており、その排泄物に感染された粉塵の吸入である。潜伏期間は感染実験では3〜7日であるが実際は不明。
症状は不顕性感染が多くみられ、軽い発熱と鼻汁の症状を現す。妊娠動物は胎盤で爆発的に菌が増殖するので流産や死産を起こす。
人への感染経路は菌で汚染された塵埃の吸引による。経気道感染は感染動物の糞便、尿、乳汁、出産時の羊水、胎盤が乾燥し、それらを人が吸引する。経口感染は非殺菌生乳や乳製品、関製品からである。
人から人への感染は口腔内に菌がおり、性行為による感染も認められる。日本ではネコが重要な感染源であり、この他ウシ、ヤギ、ヒツジなどからある。
診断は原因不明の熱性疾患患者が動物を飼育していたり、動物を扱う職業の人の場合Q熱を鑑別診断リストに加えておく。インフルエンザが流行していない時期に、インフル様症状のある患者、原因不明の肝炎患者、肝炎ウイルス陰性の肝炎患者、心内膜炎、髄膜炎患者、不定愁?の患者もQ熱を鑑別診断へ加えておく。
検査法はCoxiella burnetiiの分離、抗体測定、DNA検出など各種ある。
Q熱は、感染症の予防及び感染症に関する法律では4類感染症のため、感染症発生の全数把握のため直ちに最寄りの保健所に届け出ることになっている。しかし健康保険の適応がないので自費検査である。国内の検査機関が限定され、各施設独自の診断基準のため国内外での陽性基準の統一化がない。しかし治療薬は保険適応である。抗生剤、抗菌剤による治療が主体で漢方治療も補助剤として活用されている。

―Q熱の感染防止のための知るワクチン≠ヘ、

○ 普段から換気をしてコクシエラ菌(Q熱)を吸入させない
○ 免疫力の低下した人は注意
○ ペットの糞尿は早めに処理
○ ペットの出産時はすぐに掃除、消毒をする
○ 過剰接触として口移しの餌やり、スプーンの共有、顔・口を舐められない。舐められたらすぐに洗浄
○ 野良猫、地域ネコとの接触をしない等が必要である。

Q熱について医療関係者、獣医師とペット飼育者はよく理解していないのでしっかり判断するともっともっと多くのQ熱患者が見つかると思われます。又、原因不明の疲労倦怠患者の原因の一つかもしれません。あなたとペットの健康のために「知るワクチン」は大切です。

 



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咬傷や引っ掻き傷等の防止法とは
                 
日本訓練士養成学校教頭 藤井 聡

犬は群社会の動物で上下関係の上での人との信頼関係が重要です。

○犬の一生に最も影響を与える時期
犬の一生には新生子期(生後2週令〜80日)、過渡期(2週令〜4週令)、社会化期(4週令〜12週令)、幼若期(12週令〜1年令)が大切で、その後成犬期、老犬期等に分けられる。
特に社会化期が大切で、周囲の環境に興味をもち人との絆を築くのに良い時期である。特に5〜8週令が最も大切であり、犬種や個体によって時期に変動がある。この時期の犬は社会環境を意識するようになり、他の犬(特に同じような週令犬)を強く意識し、環境に順応しやすく犬の性格が作られる時期である。

犬が従順誠実で人や犬に対しても好意的な行動をし、将来に於いて飼主との強い絆と信頼感を築くようになれる性格をつくるためには社会化期における社会化(環境馴致)と密なる人との拘わりと、飼主のリーダー的対応の仕方が必要で、犬の一生で最も重要な管理時期である。このため8週令位まで繁殖家のもとで母犬や兄弟犬と生活して、複数の人に正しく接することが大切である。

猫においても同様で、生後1〜2ヶ月の間に5人以上、男女、老若子など様々なタイプの人に接することが重要と云われている。

○訓練は服従本能を発達させる為の服従訓練
訓練とは声符、視符(命令・指示)があって初めてその通りの行動、動作に従うものである。
劣位の者が優位の者に従い、優位の者は劣位の者に従わない。しつけの三大基本は主導的歩行法、拘束静止法、体端部接触馴致脱感作法である。
犬の問題行動、特に権勢症候群の矯正については愛情遮断と無視が必要である。

○権勢症候群の一般的行動
・ 散歩に連れ歩く時、いつも先頭に立ち行きたい方向に引っ張る犬
・ 他犬とすれ違う時、吠えたり攻撃的な犬
・ 散歩時、リードを咥える、飼主の足にじゃれて咬む、飛びつく犬
・ よく吠えて飼主の制御を無視する犬
・ 自分のものを取られまいとして威嚇する犬
・ 飼主の手にじゃれて咬む犬
・ 飼主に尿をかける犬
・ 呼んでも来ない、命令しても無視する犬
・ 食餌中に人が側に寄ると威嚇する犬
・ 自己主張が強く強情を張る、途中で止まる
・ 排泄後地面を引っ掻く犬
・ 人の肩上にのしかかり威圧的行動をする犬
・ 座布団やソファの上に乗り、どかそうとすると人を威嚇する犬

これらに対して飼主が反応すると人を咬むことがよくあります。
正しい行動療法を行えば完治も不可能ではありません。仔犬の時から毎日の生活の中で飼主が犬と対応する時、犬に甘えずリーダーシップをとることで予防は可能である。そのためには正しい「犬のしつけ法」を学ぶことが大切である。

犬の事が可愛過ぎて幸せにしてあげようと犬の欲求を満たしてあげるための飼主の行動が、犬の言いなりその結果犬の我意を強くし、自己主張の強い傲慢な犬になり年齢と共に飼主は威嚇され、噛みつかれます。この様になると素人では手に負えないので、専門のトレーナーに頼み犬も飼主も訓練を受ける。

行動原因の矯正療法3点セットとして、@去勢(避妊)A断犬歯B黄体ホルモン製剤がありますが、オペラント訓練技法(動機付け・条件付け)として強制することなく自発的、積極的、喜求的にこちらの求める動作をさせる訓練方法が一般的になってきました。

遠い祖先のオオカミから受け継いだ犬の本能や習慣は様々な用途、目的で人為的に改良されましたが現在の家庭犬にも伝承されています。
そのため飼主は犬の本能や習性をよく理解し、飼養管理する必要があります。

正しいしつけができる犬からの咬傷や引っ掻き傷は少ないので人の安全、安心のためになります。犬が社会に認められ、家庭動物として人と楽しく生活できることが重要です。




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飼い主のいない猫はどうするの?
 
 
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